こんにちは、月島キャピタルゲート歯科です🌛

前回は知覚過敏のお話でしたが、今回は知覚過敏がおこる主な原因についてお話しします。

原因①　【歯肉の退縮】【歯周病】

歯肉の位置は歳を重ねるごとに少しずつ下がってきます。象牙質が露出した状態になると歯ブラシや口に入れた物の温度によって痛みを感じます。

歯ブラシが不十分で歯石が大量に付着していると歯石除去を行った時もしみたり歯石除去中も器具が触れた時に痛みを感じることもあります。

原因②【破折】

歯をぶつけるなどで歯が折れてしまい象牙質が見えてしまうと知覚過敏が起こることもあります。残っている歯に亀裂が入っていると歯の神経部分に細菌が入り込んで炎症を起こすこともあります。

原因③【歯のすり減りによる象牙質の露出】

とても固いエナメル質でも毎日使っていれば少しずつ減っていきます。歯のすり減り方は人それぞれ違いますが、大きくすり減っていてもしみない方もいれば、小さくすり減っただけでもしみる方もいます。ストレスなどで歯ぎしりをしていたり、必要以上の強い力で歯磨きもその原因です。柔らかい歯ブラシでも長い間力強く磨いているとエナメル質を削ってしまいます。

原因④【歯が溶けることにより象牙質が露出】

歯を覆うエナメル質はｐH5.5以下の酸に弱く酸性度の高い物をたくさん摂りすぎるとエナメル質が溶け知覚過敏がおこってしまいます。

その他にムシ歯の治療、ホワイトニングの影響、なども関係しています。